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高血圧症

 高血圧症は、現在国内で約4300万人と推定され、脳卒中、心臓病、慢性腎臓病の原因疾患となっています。高血圧治療の目的は、血圧高値が持続することにより生じる重篤な合併症の発症・再発を予防し、死亡を減らす事にあります。

 当院では高血圧診療ガイドラインを参考に、生命を脅かす合併症の予防のために適切な管理を行っております。まず行っていただくことは生活習慣の是正であり、塩分を控える(1日に6g未満)、肥満者は肥満の解消、有酸素運動の習慣をつける、節酒、禁煙を心がけます。

 血圧の測定については自宅で測る”家庭血圧“が医療機関で測る血圧以上に情報も多く、有益な測定方法です。当院では家庭血圧を継続して記録していただき血圧管理に役立てています。朝と夜の1日の血圧変動、夏や冬など季節によっても血圧の変動が生じますので、変動に応じた降圧剤の調整を行っています。また数ある降圧薬の中から、その方のもつ合併症を考慮して薬剤を選択いたします。

 

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