脂質異常症の食事について
高LDL—C血症
肉の脂身、内蔵、皮、乳製品、卵黄およびトランス脂肪酸を含む菓子類、加工食品の節酒を抑えます。
食物繊維、大豆製品、改装、野菜類の摂取を増やします。
高TG血症(高中性脂肪)
糖質を多く含む菓子類、飲料、穀類の摂取を減らし、アルコールを控えましょう。
オメガ3系多価不飽和脂肪酸(EPAやDHAなど)を多く含む魚介類や海藻類の摂取を増やします。
低HDL-C血症
トランス脂肪酸の摂取を控えましょう。またオメガ6系多価不飽和脂肪酸の摂取をへらすために植物油の過剰摂取を控えてください。
*トランス脂肪酸・・・マーガリンやショートニングと言われるパンやケーキ、スナック菓子などの材料として使われている油。動脈硬化が促進されると言われています。
*オメガ3系多価不飽和脂肪酸・・・α-リノレン酸、エゴマ油、アマニ油に含まれるエイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)で、動脈硬化を抑制します。
*オメガ6系多価不飽和脂肪酸・・・リノール酸、アラキドン酸などの脂肪酸があり、マーガリンやコーン油などの植物油や動物性脂肪に多く含まれます。動脈硬化が促進されると言われています。